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今も昔も

  • yoshisaito
  • 2018年8月27日
  • 読了時間: 2分

人物など、特に外で撮るときはなるべく開放値の明るいレンズを用いて開放、もしくは開放にほど近い絞りで撮って、背景を思いっきりボカし、人物を浮き上がらせるように撮影された写真をSNSではよく見かけます。しかし、仕事での写真は背景がボケていれば良いというものばかりではなく、場合にもよりますが、適度によく写るくらいの絞りで撮る事も少なくありません。

で、この絞り(被写界深度)の話。当然絞りを開ければ被写界深度が浅くなり、すなわちピントが合う範囲が狭くなります。F1.4とか1.8なんか使うと(私は1.2なんて高級なレンズは所有しておりません)被写界深度はとっても浅く、モデル撮影で27インチのmacのモニターで確認すると『あれれ??』なんてピントが合っていないことも。AF使ってもマニュアルで合わせても、基本ファッションモデルは動きますからなかなか難しいこと。でも、これアナログの時代はどうだったんだろ?今のモニターで拡大するほど大きくチェックできていなかったので怪しいものです。カメラのファインダーの性能も今より良かったとも思えないし。6×6とか6×7使っていたから見やすかったのかな?もはや確認することは出来ませんし、同じ条件では見る事が出来ません。色のことだってそう。数字で確認できていないから、せいぜいカラーメーターで測って後は見た目。なんともユルイ時代です。

やってる事は今も昔も変わりません。もっともっとクオリティ高い写真を撮らなければ!!と思う今日この頃です。色々便利にはなっているのですから。

 
 
 

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