古き良き日の

先日、デザイナーさんが乗ってきた40年式の車に乗せていただきました。そして最後は運転まで！！AT車に乗り換えて20年。ギヤの車なんて、しばらくの間走らす機会なんてなかった僕は、緊張と焦りとでオープンカーなのに寒さも忘れ、楽しい時間を過ごしました。久しぶりの”機械”です。エンジン音や振動、手触りや匂い。安心な現代の車に乗り慣れていて忘れていました。カッコいいとかアジがあるとかだけで所有できるものでもありませんし、それなりの覚悟と知識と技術と余裕がなければなりません。クルマとカメラ。何か少し共通したものを感じます。古いカメラも好きな人は好きでしょう？メインには使わないけれど、手離せないっていうやつ。僕もハッセルブラッド持っているし、ちょっと撮影してみようかな．．．なんて思っているので判ります。クルマにしろカメラにしろ、何十年も経って尚、使われていることを技術者が知ったら、さぞ驚き、喜んでくれるに違いありませんね。